先日、地上波で、「藁の楯」を放映していました。
仕事帰りで、テレビでは、もう半分くらい終わっていたし、
見ておきたい映画の一つだったので、週末にDVDで見ました。
映画の公開は、2013年の4月26日、金曜日からでした。
内容は、殺人犯を殺してくださいという被害者の訴えによって、
その殺人犯に対して、10億円の懸賞金がかかります。
そこで、警察が、その殺人犯の命を守るために、SPをつけて、
東京まで護送するというストーリーです。
SPとしての主役は、大沢たかおさんと松嶋菜々子さん。
そして、殺人犯を演じているのは、藤原竜也さんです。
殺人犯は、福岡にいるので、福岡から東京への護送をすることになります。
映画の冒頭は、福岡県警の刑事さんのやりとりもあり、
会話のやりとりや福岡市内の風景などが出てきます。
しかし、その博多の人という設定の方々が、やっぱりという感じで、「・・・・ったい!」などと、博多弁をしゃべります。
この博多弁が、白々しくて、感情移入ができません。
殺人の描写などは、残酷で、リアルなのに、博多弁の会話シーンが、地元の人からすると、
ついつい笑っちゃうので、映画で、方言を取り入れるのは、デメリットもあるなーと思って、見てました。
また、とても暗い話なので、新幹線などは、
オレンジ色の車両になっていて、現実にはない車両としての描写になっていました。
これは、企業イメージを損ねないようにしないといけないから、仕方ないですね。
しかし、このオレンジ色の新幹線は、感情移入するのには、邪魔になりませんでした。
表現を変えたりしなければいけなかったり、大げさに表現しなければいけなかったりしますが、どちらにしても、感情移入できるような、さりげなさが、映像には必要だなと改めて思った作品でした。
投稿者プロフィール
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大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。
2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート
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