LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)は、ぜひブルーレイと4Kの環境で見てほしい映画です。
「ラ・ラ・ランド」は、2016年に公開されたアメリカ映画です。ジャンルは、「ミュージカル・エンターテインメント」や「ミュージカル・ロマンティック」などと呼ばれ、重要なシーンでは、登場人物が、あるきっかけで、歌を歌い始めて、やがて複数人で踊りだすというミュージカルスタイルの表現を使っています。
映画のタイトルが表現されるまでのいわゆるアバンでは、長回しを使った、数十人が歌い、踊るという表現で、この「ミュージカル・エンターテインメント」というジャンルで映画を表現していくという覚悟と熱意が伺い知れます。1台のカメラを使って、複数のシーンを表現する手法は、撮影がカットされるまでは誰一人、ミスを許されないという演者も撮影する技術者も非常に緊張感のある映画制作となります。非常に撮影の難易度が上がる反面、そこで流れる音楽が途切れることなく、視聴者をどんどん映画の世界に引き込んでいくために、その没入感も非常に深いものとなります。
ミュージカルスタイルであることから、音楽や照明が大変魅力的で、演者の表情や仕草などからストーリーを語るため、セリフが少なくなっています。そのため、字幕を読むことに追われることもありません。それよりも音楽に負けない非常に美しい景色や背景に、心を奪われてしまいます。
その素晴らしい景色や背景は、非常に多彩で、又照明の使い方も素晴らしく、そのコントラストが映画に与える影響が非常に大きいため、DVDでは、細部を表現できていない箇所もあります。
そこで、ブルーレイと4Kのモニターなら、「ラ・ラ・ランド」の高画質と高音質をもれなく体験することができ、DVDで見るよりも、さらに感動が大きいものになると思います。
この映画も、10代や20代の学生にはわからないような大人の心のひだを垣間見ることができ、自分も随分と心にしみるシーンがありました。30代や40代の方であれば、若い方々よりも、より一層、充実した2時間を過ごせると思います。
福岡では、2018年2月現在で、まだ上映している映画館もありますので、ご都合が良ければ、映画館での鑑賞をお勧めしたい映画です。
投稿者プロフィール
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大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。
2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート
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