EdTech Education × Technology
EdTechは、Education × Technologyを組み合わせた造語です。
webのテクノロジーを教育に活かそうという動きのことで、昔からいわれる、「e-Learning(eラーニング)」と基本は同じですが、
文部科学省が掲げる、
「2020年までに、すべての学校で、1人1台のタブレットを導入したIT授業を実現する」
という、IT人材を生み出し、学校や職場の教育を最新のテクノロジーでより発展させていこういうものが、
「EdTech」です。
「e-Learning(eラーニング)」と大きく違う点は、まず、当時は、HTML5+CSS3というテクノロジーは存在せず、
コンテンツのほとんどは、moodle(ムードル)を代表するCMSとFlash(フラッシュ)テクノロジーにとって提供され、開発環境をそろえるのに、ハード面で費用がかかる点がありました。
しかし、開発されたコンテンツを学ぶことだけが、「e-Learning(eラーニング)」というわけではなく、
自発的に、調べたいことを、検索エンジンなどを使って、学習する行為も「e-Learning(eラーニング)」と呼べます。
なぜなら、「e-Learning(eラーニング)」の「e」は、「electronic learning」の「e」であり、
電子的な、または、電子機器的な情報技術を使って、学習することが、
「e-Learning(eラーニング)」だからです。
一方、「EdTech」は、
テクノロジーの発展や革新によって、ハード面を自分でそろえなくても、クラウド環境を使う事で、ソフト面だけの準備ができれば、
費用をかけずに、「e-Learning(eラーニング)」できる仕組みを整えることができ、
職場だけではなく、学校教育でも手軽にIT授業として取り入れることができるようなコンテンツを提供できるようになったことで、
「EdTech」は、「e-Learning(eラーニング)」が、より身近になり、より手ごろになったもの、
これを「EdTech」と呼びます。
ものすごく簡易的に説明すれば、
▽PCベースで学習し、Flash(フラッシュ)テクノロジーのコンテンツで、個人の学習進捗をmoodle(ムードル)を代表するCMSで管理していた時代が、
「e-Learning(eラーニング)」
▽タブレットやスマホなどでも手軽に学習でき、Flash(フラッシュ)テクノロジーのコンテンツが少なく、また、CMSだけではなく、アプリなどでも、
個人の学習進捗を管理できる時代が、
「EdTech」
と捉えることができます。
投稿者プロフィール
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大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。
2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート
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