シズル感 sizzle

sizzleは、画雨後の擬音語のひとつで、肉を焼く時のジュージューという音を意味する単語です。

そこから転じて、映像業界では、人の感覚を刺激するような美しさで、料理の美味しそうな様子を指す言葉として使われています。

「シズル感」が無いなぁーと、言われると、美味しそうに見えないという意味で、
ディレクターがカメラマンに、もっと「シズル感」を出してと指示した場合は、
美味しそうな映像にしてくださいという意味合いになります。

グルメ番組やテレビCMなどでは、視聴者に、「食べてみたい」と思ってもらえるように、
照明を工夫したり、アツアツの食べ物であることを伝えるために、食べ物から出る湯気が、
よく分かるように撮影したり、
場合によっては、湯気を合成によって加えたりしながら、「シズル感」を追及します。

 

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投稿者プロフィール

画風
画風~伝える、わかる、ひろがるをあなたへ。~
大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。

2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート