会社の資本金とは何ですか?と質問されたら、それは、「現金」ですと、すぐに答えられると思います。株主から出資していただけるのも、銀行から貸していただけるものも、現金だからです。
しかし、現金以外で、資本金とみなされるものがあるとすれば、それは何になるのでしょうか?こう質問されると、すぐに、思いつかないかもしれません。そこで、どんなものが現金以外で資本金となるのか、考えてみようと思います。
現金以外に「資本金」とみなされるものとは?
- 株券、債権等の有価証券
- 原材料、加工途中の仕掛品、完成品
- 代表が会社に貸し付けているお金
- 不動産
- 業務用機械設備
- 自動車やバイクなどの車両
- コピー機、複合機
- 特許権
- 知的財産権
- 営業権
- パソコン
- 本
- オフィス用具、家具
- 地上権
- ホームページ
物に固定されているもの、法により、法的保護を受けられ、貸借対照表に記載できるものは、基本的には、「資本金扱い」の対象にできるようです。
現在のビジネスモデルでは、目に見える財産を所有せず、サイバー空間だけで、お金を稼ぐことも可能ですから、その営業の源泉となる、知的財産権やホームページが、資本金扱いとなるのも、納得できます。会社設立に関しても、基本的には、1円でも株式会社を立ち上げることができるので、事務所を構える、固定電話を用意するということをせずに、インターネットの世界に設備投資をして、それらを資本金扱いとして、融資してもらえることを考えると、企業が持つ情報に価値があり、それを営業の源泉として稼ぐことができれば、資本金と計上できるのも理解できます。
ゼロの世界から、モノづくりする(形が残る)映像制作としては、不思議な感じがします。
投稿者プロフィール
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大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。
2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート
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