2014年最後の撮影は、アクロス福岡での撮影となりました。
国際会議場では、二人掛けのゆったり設定にしても、150人のスクール形式でセミナーを開催できます。
アクロス福岡は、会場運営の設営の心配りが大変すばらしく、ストレスなく撮影できる会場の一つです。
会場のラインをもらう場合に、延長ケーブルをお願いしただけで、キャノンのオスでもメスでも、また民生用のピンでも利用できるように、用意されています。なので、当日、会う必要がありません。さらには、さりげなく電源タップも用意されているところが最高です。
どんなに大きな会場であっても、その会場の対応は、お客様目線であるかどうかは、様々です。ここに何でもないような、プロの仕事が光っています。
今年は、プロの機材を持っていない業者が、我々にレンタルを申込み、さらには機材を破壊し、弁償もしないというとんでもない業者に出会いましたが、映像事業者というものは、本当に、ピンきりです。
STAP問題が示すように、日本の科学者といっても、阿吽の呼吸で、プロの仕事を当たり前にしているような立派な方がいるかと思えば、平気で他人を傷つけ、自分は一つも悪くないという、罪と嘘を重ねることで、業者全体の希望や勇気を奪う方もいます。
どうすれば、自分に有利になり、利益を独り占めできるのか?
そんなことを考える個人や企業は、成功できるはずもありません。
どうやって、生き残るのか、お客様目線とは何か?常にそこに主眼をおいてこそ、戦い抜けていけると信じています。
映像制作というのは、お客様にとって非常に判断しにくい仕事です。しかし、上記の両者の考え方には、仕事に対しての姿勢や考え方に、茫洋の距離があります。
マナーの土台となるのは、相手を思いやる気持ち。もちろん、ビジネスマナーもその大前提のうえに、成り立っています。
今年は、「アナと雪の女王」が大ヒットしました。この映画にも様々なお客様目線が張り巡らされています。
感動は、人の意識を一瞬にして大きく変えてしまうことがあります。感動は、テクニックだけでは生み出せるものではなく、また経験豊富であればいいという問題でもありません。人と人との関係の中で生まれる感動は、そこに係る人の思いの強さによってもたらされるからです。
今は亡き、私の師匠は、常に感動する映像とは何か?を考えろと言って、さらには、絶対に人を傷つけてはならない、というのが。口癖でした。
お客様に認めてもらうには、お客様を感動させ、そして、一緒に感動することだ、
そんな映像制作を目指して、来年も気を気を引き締めて、邁進していきたいと思っております。
平素は、格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
今後とも一層のご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。
画風 尾本晃史
投稿者プロフィール
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大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。
2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート
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