福岡市の文化財の一つである、「平尾山荘」の撮影を行いました。
ここは、維新の先覚者のひとりである、野村望東尼(のむらぼうとうに)さんの閑屠地だった草庵です。
当初の草庵は腐朽してしまい、明治42年(1909)に組織された向陵会により復元されて、その後望東会に引き継がれて再建されて、現在は福岡市が管理している場所なんだそうです。(詳細は、平尾山荘をご覧ください。)
私は、福岡にずっと住んでいながら、ほとんど訪れたこともなく、詳細を知らないのですが、福岡市動植物園に観光で来ていた韓国の旅行者から、googleマップを示しながら、「平尾山荘」に行きたい旨の質問を受けました。
海外の旅行者には、訪れたい旅行スポットの一つのようで、動植物園から近いこともあり、これから行く様子でした。
久しぶりに、片言の英語で、一生懸命説明しましたが、伝わったか心配です。
こんな時、英語をペラペラ話せたらと、なんだか恥ずかしい気持ちになります。
以前書いた、「松風園の撮影申請と許可料金」でも、そうですが、福岡市動植物園、平尾山荘、松風園は、アジア系の海外旅行者が、結構いらっしゃるということを、各地のスタッフの方から聞きました。3か所とも、距離的には、遠くないので、同じ日の観光スポットとして、回っているのかもしれません。
少し、前置きが長くなりましたので、タイトルにある、カラスの話をします。
平尾山荘は、福岡市の管理となっているため、必ず管理人がいます。そこで、撮影の趣旨と許可を申し出て、撮影に入ります。
撮影料金は発生しません。
朝は、管理人の方が、周辺を管理するために、掃除に出かけていることもありますが、しばらく待つと出会えます。
管理人の方から、いくつか撮影に関する注意事項などをお聞きして、厳しい撮影条件などはありませんが、平尾山荘には、以前から住み着いているカラスがいらっしゃるということでした。
撮影の際に、あまりに平尾山荘に近づきすぎると、そのカラスさんが、我々を敵だと認識して、攻撃してくるかもしれないということで、このエリアまでなら、大丈夫という距離を守りながら、撮影しました。
今回、接写するようなことはありませんでしたので、撮影は、ズームするだけで、無事に撮影することができました。
カラスさんは、平尾山荘をどうやら守っているようでした。人間だけでなく、彼ら動物から見ても、守りたい場所なんだなーと感じながら、
撮影を終了した一日でした。
投稿者プロフィール
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大学を卒業して、映像プロダクションに勤めました。
数社を渡り、福岡市インキュベート施設で独立。
2000年:映像音響処理技術士
2013年:マルチメディア検定エキスパート
2014年:Webデザイナー検定エキスパート
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